一人暮らしをしているとき、もし風邪をひいたらあなたはどうしていますか?
日夜看病してくれる家族はいませんし、恋人や友人が近くにいれば助けてくれるかもしれませんが、毎日頼るわけにもいきません。
最終的にはどうやっても一人で治さなければいけませんよね。
でももし今のあなたが風邪の対処法を間違って覚えていたら、風邪は良くなるどころか悪化してしまう可能性大!
そこで今回はいままでずっと常識だと思っていたけど実はNGだった!という風邪の対処法と、正しい対処法をお伝えしたいと思います。
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NGその1:おでこを冷やす
引用元:http://www.hdrank.com/val/kaze_taishohou/
よく風邪をひくと、頭に冷たいタオルや氷枕などでおでこを冷やしませんか?
これは熱が出た時の定番ですね。
頭を冷やして熱を下げようとしているのですが、実はこの行為には熱を下げる効果は見込めません。
熱を下げるためには、おでこよりも皮膚が薄いところを走っている動脈を冷やした方が効果的です。
たとえば首筋やわきの下、太ももの付け根などです。
氷水の入ったペットボトルをあてて、冷やした方が、おでこを冷やすよりもずっと発熱対策になります。
NGその2:汗をかいて熱をさげる
引用元:http://googirl.jp/lifestyle/1212kazewonaosu729/
よく汗をいっぱいかいて熱を下げようとする人がいますが、無理に汗をかくことはかえって逆効果になりかねません。
熱が高いのは、身体が風邪のウィルスと戦っている証拠です。
そこに無理に汗をかこうとすると、脱水症状や体力の低下を招き免疫力が低下しかねません。
また、汗をかくのは治りかけに熱を下げるためにかくのであって、汗をかくから熱が下がるというわけではないのです。
とはいえ、やはり高熱の時には寒気が止まりませんよね。
汗をかくほどではなく、寒気が止まる程度の保温対策は必要です。
無理に厚着をせず、自分の体温と相談してゆっくりと休めるよう環境を作るようにしましょう。
NGその3:お風呂に入らない
引用元:http://bath.reform-home.net/
お風呂に入ると体力の消耗や湯冷めをして、かえって風邪にはよくないと聞いたことはないでしょうか。
でもよく考えてみると、何日もお風呂に入らないというのは衛生上よくありませんよね。
最近ではあまりの重い風邪でないかぎりは、長湯をさけて湯冷めしないようにぬるめのお湯にさっと入った方が気分もリフレッシュして良いとされています。
また、夏風邪の場合はウィルスが皮膚に付着している場合が多いので入浴した方が早く回復することが多いようです。
ただしお風呂から上がった時に汗を十分に拭きとってから、服を着るようにしましょう。
湯冷めするかもと思い、慌てて服を着ると汗が残ってしまいます。
この汗が蒸発する時に体温を奪うので、湯冷めの原因になりかねません。
その他、風邪をひいたときは…
・消化の良いものを食べること
・加湿を十分にして、乾燥をさけること
・市販の薬を飲むときは症状に合ったものを飲むこと
をおさえておけば、一人暮らしで風邪をひいたときでも慌てることはありません。
正しい知識を身につけ、自分の体を管理することも一人暮らしをする上で大事なことですね。
無理をするとかえって長引く可能性もありますので、風邪をひいたときはゆっくりと休養をとるようにしましょう。
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