一人暮らしの人にとって天敵とも言えるのが“風邪”です。
どれだけ具合が悪くても、重い体を引きずって自分で動かなければご飯も出てこなければ汗も拭けません。
実家暮らしのときはうっとおしいくらいにあれこれ手を焼いてくれた家族のありがたみが身に染みてわかるときでもあります。
実家を離れてもすぐに来てくれる距離に家族がいたり、看病してくれる恋人がいれば良いですがそうでない人も多いはず。
そんなときに一番役に立つのがコンビニです。
今回は一人暮らしの辛い風邪を早く治すために、コンビニで手に入る栄養補給に最適な食品などをご紹介します。
風邪対策に有効なコンビニで買えるアイテム
それでは早速、風邪対策に有効なコンビニで買えるアイテムをご紹介。
何でも売っているイメージのコンビニですが、こんなものも?というものまでコンビニで手に入りますから、事前にチェックしてコンビニで買えるものは買ってしまいましょう。
うどん
風邪のときはしっかり栄養補給をしてゆっくり休むのが一番。
でも本当に辛いと中々ご飯も喉を通りませんよね。また、そもそも消化という行為自体が非常にエネルギーを使うものなので、体調が優れないときは胃に優しく消化しやすいものが良いんです。
なので、風邪でご飯を食べたくないときはうどんなど食べやすく消化に良いものを選びましょう。
もし鍋焼きうどんが売っていれば煮込むことで更に柔らかく消化しやすくなるのでベター。
具材も色々入っていてバランスよく栄養を摂取できます。
中でも卵は「完全栄養食」と呼ばれるくらい栄養価に優れた食品なので、入っていなければ卵だけは落としてください。
レトルトのおかゆ
こちらも風邪をひいたときの大定番、おかゆです。
風邪をひいたときにおかゆを食べるのは、先ほどもお話ししたように普通のご飯よりも消化しやすいからですね。
お米さえあれば簡単に作れるおかゆですが、本格的に風邪をひいて具合の悪いときはおかゆを作る元気もないこともしばしば。
そんなときは今はコンビニでもレトルトのおかゆが手に入ります。
こちらも白がゆでは栄養が足りませんから、卵などの具を足して少しでも栄養を補うようにしてください。
フルーツ缶・ゼリー
うどんやおかゆすら食べたくない、というときはフルーツの缶詰やフルーツゼリーがおすすめ。
果物からビタミンや糖分といった栄養がとれるのはもちろん、ひんやりとして口当たりもよく、さっぱりします。
できればゼリーは果汁だけのものでなく生のフルーツが入ったものにすると更に良いでしょう。
ポカリスエット
固形のものは缶詰やゼリーすら食べたくない…というときはせめて水分補給だけはしっかりしましょう。
風邪のときの水分補給と言えばもちろん「ポカリスエット」です。
ポカリスエットは販売元の大塚製薬が「飲む点滴」をコンセプトに開発したもので、成分も点滴に近いとのこと。
大塚製薬は元々点滴の分野で国内ナンバーワンシェアのいわば“点滴のプロ集団”ですから、それを考えると間違いなしですよね。
実際、私も風邪や体調不良で病院に行くとお医者さんや看護師さんに水分補給としてポカリスエットを勧められた経験が何度もあります。
水分の他にナトリウムなど発熱や発汗で失った栄養を効率よく補給出来ますから、何はなくともポカリスエットだけは飲むようにしましょう。
栄養ドリンク
ポカリスエットと合わせて栄養ドリンクも併用すれば、食べ物がのどを通らないときも栄養補給が可能です。
今はコンビニでもたくさんの種類の栄養ドリンクが並んでいます。
日常の疲れに効く滋養強壮成分のものだけでなく、風邪などで発熱した際に消耗した体力や栄養を補うものもあります。
どんな場合に飲むと良いかそれぞれパッケージに書いてありますから、症状に合わせて選んでみましょう。
※薬はコンビニで買える?
ちなみに、コンビニで薬は買えるの?と思うかもしれません。
結論から言えば、コンビニでも薬は購入可能です。法律による規制が緩和されてから、徐々に市販薬を置くコンビニも増えてきました。
ただし、全ての店舗で扱っているわけではなく、薬剤師などの登録販売者がいる店舗に限られること、また登録販売者がいない時間帯では販売していないことなど、注意が必要(大手チェーンでは「ローソン」で比較的薬を取り扱う店舗が多いです)。
一般的な風邪自体は症状を抑え苦痛を和らげる「対症療法」で、風邪を治すのは自身の免疫力ですから、市販薬でも病院で貰う薬でも大差ありません。コンビニで薬が手に入るならそれで十分なことがほとんどなので、食べ物や栄養ドリンクなどと合わせて購入しましょう。
一人暮らしの辛い風邪はコンビニを有効活用して!
風邪をひいても一人暮らしでは頼る人がいないことも多く、余計に辛く感じてしまいますよね。
少しでも早く回復するために、身近にあるコンビニを上手に活用してみてくださいね。