一人暮らしをしている時、万が一地震が起きた場合、あなたはどうしますか?
もちろん、一人で住んでいるので誰も助けてはくれません。
地震などの天災は急に襲ってくるもの。
私自身も阪神大震災を経験し、地震の恐ろしさは十分に身に染みているひとりです。
万が一に備え、普段から準備をしておくことは決して無駄ではありません。
今回は地震の時に必要な備えについてみていきたいと思います。
引用元:http://omoshiro.link/archives/646
まずは避難経路の確保
地震がおきたとき、まずは家から無事に逃げ出す事が必要になります。
家屋の倒壊や火事などの二次災害に巻き込まれないためです。
マンションやアパートの2階や3階などに住んでいる場合は、地上に降りるための経路も事前に確認しておきましょう。
また、地震が起きた時によくあるのが、家具の下敷きになってしまうこと。
私の場合は、とても重い家具に下敷きにされたので、動くことが不可能でした。
そうならないためにも、自分が寝ている場所の近くには大きな家具はおかないようにしておくことをおすすめします。
家具を配置する際は重い家電を高いところに置かず、玄関の周りもふさがれないようにレイアウトしておきましょう。
大きな家具はストッパーなどで倒れないように固定しておくのもいいかと思います。
避難場所の確認
逃げる準備ができていても、どこが安全かわからなければ二次災害に巻き込まれてしまう可能性があります。
どこに避難すれば安全なのか、地域の避難場所はどこなのかをきちんと調べておく必要があります。
大抵は学校や体育館など、大きくて頑丈な建物や広場が指定されています。
また、避難誘導の標識や案内板がある地域もあります。
遠くに離れた家族と連絡が取れない事も考えられますので、事前に避難場所を家族に伝えておくことも備えのひとつです。
そんなに大きな被害が自宅にない場合は
・ガスの元栓をしめる
・電気のブレーカーを落とす
・戸締りをする
などを家を出る時に確認しておいてください。
防災グッズ
急いで逃げる時にあまりに大きな荷物はかえって邪魔になります。
また、その余裕もありません。
かといって、身ひとつでも心細いもの。
緊急時に必要最低限なものを持ち出すには、事前に準備しておくことが必要です。
・ラジオ
・3日分の食糧
・飲料水
・ライト
・予備の乾電池
・現金
・身分証明書などのコピー
・着替え(防寒対策を含む)
・タオル
・薬
・雨具
・ビニール袋
これらをひとつのバッグに入れて、防災用として備えておきましょう。
とはいえ、そのバッグを押入れやクローゼットの奥にしまっておいては、いざという時に取り出せなくなってしまいます。
すぐに手に取れる場所に置くようにしてください。
場所によってはすぐに救助が来るとも限りません。
しばらく一人でも生きていけるだけの準備はしておきましょう。
日本は大型地震も多い「地震大国」です。
万が一の時に、冷静に行動できるように普段からの心構えと準備をしっかりとしておきましょう。
一人暮らしだからこそ、備えが必要ですね。