一人暮らしビギナーはうつ病に要注意!大学生も社会人も予防と対策を!

一人暮らしはうつ病になりやすいので予防が重要


大学進学や、就職を機に一人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか。

家族と暮らしている時は、親や兄弟姉妹がうるさくて、早く一人暮らしをしたいと思っていた人も多いはずです。

かくいう、私もその一人でした。

一人暮らしを始めたころは、開放感から毎日が楽しくてしょうがありませんでした。


けれど、ふと悩みや愚痴を言いたくなった時や、話し相手が欲しくなった時、吐き出す相手が誰もいなくて寂しい思いをしたことがありませんか?

私も仕事から帰っても部屋が静かで、ひんやりと寒く、一人で「ただいま~」なんて言ってみたりした記憶があります。

一人暮らしはうつ病になりやすい


実は一人暮らしの人は実家暮らしの人よりも、うつ病になりやすいという統計があるのをご存じでしたか?

孤独を感じてストレスがたまりやすいのでしょうか…。今現在、ひとり暮らしをしている方は注意しておいた方がいいかもしれませんね。


うつ病は自分の知らない間にやってきます。

自分だけはうつにはならないと思っている人でも、ふと寂しさを感じて心が弱ってしまう時がありますよね。

常に不安を感じるようになったり、いつもの自分じゃないなと思うようになったら要注意!

今回は一人暮らしとうつ病についてお話していきたいと思います。


うつ病かなと思ったらまずは病院へ


まずは心療内科、精神科で診てもらいましょう。何もなければ、それに越した事がありませんよね。

けれど、もしうつ病と診断されたら治療が必要になります。

心の病気は中々一人で治療するのは大変なもの。放っておくと悪化し、身体に影響がでる場合もあります。

今まで一人で頑張ってきた分、誰かに頼ったり、薬に頼ったりしても良いと思います。


精神科と聞くと、すごく自分が悪い病気みたいで、抵抗のある人もいるかもしれません。

うつ病になる人間は弱い人間だ!と思い込んでいる人もいるかもしれません。

けれど、身体と同じように心も弱ってしまう時は誰にでもあるのです。まずは専門家に診てもらう事が一番です。


うつ病だと診断されたら?


もし、うつ病と診断された場合、一人暮らしの人はお医者様に実家に帰るように勧められることが多いようです。

誰かとコミュニケーションをとることで、自分が一人ぼっちじゃないと思えますよね。


また、家族に治療や体調管理を手伝ってもらえることで、回復が早くなるようです。

一人暮らしを継続した場合、薬を正しく服用しなくなったり、無理をしても誰も止めてくれなかったりします。

そうすると、思うように治療が進まず長引いてしまいます。


学校やお仕事を休職されていた場合は、特に心が焦るもの。

けれど、きちんとしたタイミングで復学や復職をしないと、再発してしまう可能性があります。

家族に協力を求め、元の自分を取り戻すお手伝いをしてもらってください。


一人暮らしでのうつ病を防ぐには?


うつ病になってしまってからでは自力で回復することは難しいですが、そうならないように予防することは可能です。

家族や誰かと同居しているよりもうつ病になりやすいという一人暮らし。どんなことに気をつけて生活すれば良いのでしょうか?


まずは規則正しい生活を


一人暮らしだと、自分の時間の管理がどうしてもルーズになって、夜型の生活になっていませんか?

  • 夜寝て、朝起きる
  • 休日もメリハリのある生活を心がける

まずはここから始めましょう。

なんだかすごく当たり前のように聞こえますが、生活を朝型に変えるだけでも気持ちがずいぶん爽やかになるものですよ。

実際に、朝日を浴びると幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されますが、うつ病はこのセロトニン不足が原因と考えられています。冬場にうつ症状のひとが増えたり、日照時間の少ない国や地域でうつ病患者が多いのはこのため。

ですから、朝起きて、太陽の光を浴びることはうつ病の予防に非常に効果的なんです。


栄養のバランスを考え、食事は三食が基本


一人暮らしの食事はコンビニ弁当やスーパーのお惣菜、外食に頼ることになりがちです。

買物をするときもついつい自分の好きな物を買ってしまい、栄養が偏ってしまったりします。


また、お休みの日などは食事は2回だけ…なんて事はありませんか?

食事のペースを変えると、太りやすくなったりと体質が変わっていまうことがあります。

できるだけ1日3食きちんと食べるようにしましょう。


食事が乱れると、体調も乱れがちになります。

お休みの日は栄養バランスを考えた自炊に挑戦してみるもの良いと思います。


部屋に人を招くようにする


一人暮らしだと部屋が散らかり放題~なんてことにはなっていませんか?

普段は散らかっている部屋でも、誰かを家に呼ぶとなるといやでも掃除を始める人は多いと思います。


部屋をキレイにすると、なんだか気持ちもスッキリしますよね。

それから、次に一緒に何しようかと考えますよね。

ご飯を作ってあげますか?一緒にするゲームを選びますか?

話も弾んだりして、楽しい一日になりそう!


一人暮らしのうつの原因は、自分の感情を吐き出す場がなかったり、孤独感を強く感じたりするという事が挙げられます。

誰かを部屋に呼ぶ事は、孤独感を和らげ、会話する事で気分転換を図り、自分の生活環境を整えるという効果があるのです。

一人暮らしを快適に送るカギはうつ病予防にあり


うつ病は現代病と言われるくらい誰にでも起こりうる病気です。

一人暮らしだとついつい自分の殻にこもってしまいがちになります。

あなたは「寂しさ」「不安」「苛立ち」を一人で抱え込みすぎていませんか?

一人暮らしを十分楽しむためにも、今一度自分の生活を見直してみてくださいね。