女性の中には虫が苦手!怖い!嫌い!という人も多いのではないでしょうか?
男性でも、虫の種類によっては苦手な人もいるかと思います。
あの足の多さ、生命力の強さ、飛び回る恐怖、どこから出てくるのかわからない不安…。
例のアイツなんかは1匹出ると、100匹いるなんて言葉も聞いたことがあるはず。
特に怖いのが一人暮らしでの虫との遭遇。
誰も頼る人がいない一人暮らしだと、駆除や予防策など全て一人でしないといけませんよね。
実際に一人暮らしをしていて、虫が出て困ったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は一人でも虫に困らないために、様々な虫の種類別の駆除方法や解決策をご紹介したいと思います。
引用元:http://tpanz.org/text-7
ゴキブリの駆除方法と対策
冒頭でも少しお話しした例のアイツです。
怖い、嫌いという人がほとんどだと思います。
すばしっこくて、飛び回ったり、どこからともなく現れ、一度現れると生命力・繁殖力も強いため根絶が難しい非常にやっかいな虫です。
まさに一人暮らしの天敵!
必ず見つけた時に退治するようにしましょう。
市販殺虫剤
瞬間殺虫能力の高いものがおすすめです。
中途半端に弱らせても逃げられてしまうと、繁殖の原因になってしまいますので確実に仕留めてください。
市販品は人体には安全な物が多いですが、使った後は換気をしておきましょう。
台所用洗剤
ゴキブリは全身をワックスのような油の層で覆われており水をはじく性質があるので、水にも浮いて溺れることもありません。
そこに洗剤をかけると油が落ちて水をはじく性質が失われ、そのまま呼吸をしている体の穴から洗剤が侵入し気管を塞ぎ窒息してしまうわけです。
ただ窒息のため、退治に時間がかかってしまうのがデメリットかも。
逃げ回るのを防ぐときなどに、周りに洗剤をまくという方法が有効です。
熱湯
意外に知られていないのが、ゴキブリは熱に弱いということ。
体の大部分はタンパク質でできているので、温度が上がるとタンパク質が固まってしまえば生きていられないんですね。
タンパク質の変質が始まる温度は意外と低く42~43℃くらいのため50℃くらいでも十分ですが、高温であればあるほど確実です。
ただ、都合よく熱湯がある場合の方が少ないのがデメリット。
また、熱気は察知されやすいのでお湯を沸かしている間に逃げられてしまう事もあります。
ドライヤー
熱湯と同じで、熱風にも弱いです。
熱風を嫌がって逃げるので、ある程度距離を保て、こちらに向かってくるのを防げます。
ただ熱湯と違って直接当てるわけでなく、熱湯に比べて温度も低いので仕留めたと思ったらまた動き出すということもあるかもしれません。
単独で戦うのは難しいかもしれないので、あくまで補助として他の方法と組み合わせて使うのが良いでしょう。
掃除機
掃除機で吸うとゴミパックに封じ込めることはできますが、イコール退治できたというわけではありません。
なので、吸った後はゴミパックの中に殺虫剤を噴射するなど、必ずトドメをさしておきましょう。
その他予防と対策
- 市販の毒エサタイプの駆除剤を置く
- 燻製タイプの駆除剤をまく(例:バルサン)
- ゴキブリの嫌いなハーブやアロマを置く
ゴキブリの活動期は4~10月です。
冬は卵や幼虫で生き延びることが多いので、秋の繁殖時期に合わせて一斉駆除がおすすめです。
コバエ・蚊の駆除方法と対策
寝ている時に耳元を飛び回られると、気になって寝ることができない人も多いのでは。
また、網戸をすり抜けてくる小さい虫もいますので、完全に防ぐことは難しいと言えます。
できるだけこまめに予防と駆除を心掛けるようにしましょう。
殺虫剤
常に家に置いておきたいアイテムです。
虫の種類によって使い分ける人も多いですね。
網戸に散布すると近寄るのを予防できるタイプの窓用殺虫剤も販売しています。
捕虫器
甘い香りでおびきよせ、補虫するタイプのものを部屋にいくつか置いておきましょう。
キッチンなど殺虫剤が使いにくい所には、粘着シートを吊るすようなタイプのものを置いておくのが効果的です。
防虫用蛍光灯
街灯や看板などに虫が集まるのはご存じかと思います。
あれは虫が好む紫外線を含んだ光を発しているからです。
紫外線をカットした照明器具などが販売されているので、自宅の照明を防虫用蛍光灯に変えてしまいましょう。
コバエは屋内で簡単に発生します。
発生源を突きとめて、増えないよう対策しておきましょう。
ムカデの駆除方法と対策
意外と外から侵入してくることが多いのがムカデ。
咬まれると激痛や腫れなどを起こすこともある、キケンな害虫です。
実害が大きいので素早く確実に駆除したいところですね。
殺虫剤
効果の高いムカデ専用の殺虫剤や冷却タイプのものがおすすめです。
ただしスプレーを噴きかけると、暴れることが多いので、咬まれないように注意してください。
専門業者
数が多い場合は、侵入される場所が多いということです。
だからいって自分で探そうにもどこから侵入しているのかは中々難しいもの。
根本的に解決するためにも、専門の業者さんに頼んで対策をしてもらったほうが良いでしょう。
薬剤散布
屋外からの侵入がほとんどなので、家屋の周辺に殺虫用の薬剤をまいておくのが良いでしょう。
マンションなどではベランダや窓に粒や粉タイプのものを置いておくか、殺虫剤を窓枠などに噴霧しておきましょう。
屋外の殺虫剤は雨などに流されやすいので、マメにまいておくか、流されにくい所に置いておくようにします。
気温が上がると虫が活発に活動します。
虫が出てから困るよりも、普段から虫を予防するようにしておくことが必要です。
特にキッチン周りなど、虫の発生源になりやすいところはまめに掃除をして、清潔に保っておくようにしましょう。
虫が出たときは、見つけた時に必ず駆除できるアイテムを揃えておき、快適な一人暮らし生活を守ってください。