一人暮らしの食費一ヶ月の平均は?男女や世代ごとの適正額と節約法も


一人暮らしをしていて絶対に必要なお金というのが「食費」です。

人によってそれぞれ差はあると思いますが、全く食べないという人は存在しませんから必ず掛かってくる費用でもあります。


ところで、一人暮らし世帯の一ヶ月辺りの食費の平均額って知っていますか?

なんとなくわかっているつもりでも、意外と全然違う結果があるかもしれませんよ!


そこで今回は一人暮らしの一ヶ月の食費の平均額と節約方法について考えていきたいと思います。

ここを改めて考えることであなたの生活がより良いものになる可能性も高いので、ぜひ一度見直してみましょう。


一人暮らしの食費は平均4万円


政府統計や各機関の家計調査によると、一人暮らし世帯の一ヶ月辺りの食費平均は4万円前後。

調査の方法や年度によって多少の誤差はありますが、毎年4万円を超すということはあまりありません。

参考:家計調査 家計収支編 単身世帯


また、男女によっても大きく違い、男性平均は4万円を大きく上回るのに対し女性は大体3万5~6千円と、年によっては1万円弱もの違いが。これは男性のほうが女性より多く食べるというわけではなく、外食などの付き合いが多いという社会的要因が大きく影響していそうです。


たとえば女性であればランチにお弁当の持参する人も多いですが、社会人男性で一人暮らしだと昼食は同僚と外食するという人も多いでしょう。「弁当男子」なんて言葉もありますが、実態としてはまだまだ付き合いで外食を余儀なくされるということが多いようです。


とはいえ、もしもあなたの食費が4万円をはるかに超えるようであれば、少し食費がかかりすぎかもしれません。


社会人と学生でも全然違う!


また、これらのデータは全ての一人暮らし世帯を対象にしたものがほとんどですが、実際には学生か働き盛りの社会人でも大きく変わります。


社会人であれば昼食など一日一食は最低外食するとして、ランチだけでも700~800円から1000円は必要になります。

一方で学生であれば昼食もお弁当にしたり、昼は外食でも学食などは安いですから1日1000円あればお釣りが来る、なんてことも普通です。


私も大学生時代は東京で一人暮らしでしたが、ひと月の食費は2万円程度でした。

中には一食100円、1ヶ月で1万円を切るなんてツワモノもいましたが…。

そこまでで無くとも、学生の場合外食を減らせば3万円以内は意外と余裕で達成できるものです。


食費を減らすにはどうする?


さて、平均的なそれでは食費を節約するにはどうすれば良いか?ということになりますが…食費を少しでも減らすには、なんといってもやはり自炊をすることです。

逆に自炊をしなければ1日1000円、一ヶ月3万円という数字も相当厳しいでしょう。

(ひたすらパンの耳だけで生活するなどの場合は別ですが…)


お金を気にしない場合でも、3食とも外食では油を摂り過ぎたり栄養に偏りが出たりと体に良くないので、健康的に過ごすという観点からも自炊は必須です。

また、一人分の食材を都度購入するのは割高なので自炊の際はまとめ買いや冷凍保存も必要になります。

この辺りの節約方法は別の記事で詳しくまとめていきますので、そちらも参考にしてくださいね。



食費から一人暮らしの生活を見直そう


今回は一人暮らしの食費について色々と考えてみました。

食費は掛け過ぎるとお財布の負担になるし、削りすぎても体の負担になるという非常に難しい部分です。

金銭面も体調面も健全で健康に過ごすために、今一度食費を見直してみましょうね!