進学や就職、異動に転勤とこれから一人暮らしをする人や、すでに住んでいる一人暮らしの部屋を移る人は多いと思います。
そうなると当然新しい部屋へと引っ越しをしなければいけないわけですが、気になるのが費用ですよね。
どれくらいの料金がかかるのか?
相場はいくらぐらいなのか?
安く抑える方法はないの?
と考えることも多いと思います。
そこで今回は一人暮らしの引っ越し費用について考えていきたいと思います。
引っ越し料金を格安で済ませる見積もり方法などもご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。
一人暮らしの引っ越し費用の相場は?
引用元:http://01.gatag.net/0000800-free-photo/
さて、それではさっそくまずは一人暮らしの引っ越し費用の相場について考えていきたいと思います。
引っ越し業者などを利用すると絶対にかかってくる費用として、引っ越し作業員の人件費、運搬に使うトラック代とその燃料代などがあります。
これらのコストに加え様々なオプションなどを加味して、各業者は料金を決めているのです。
中でも引っ越し料金を大きく左右するものとしては2つ。
『荷物量』『移動距離』があります。
業者や時期などによっても料金は変わるのであくまで目安となりますが、荷物量と移動距離から算出されるモデル料金を調べたところ、
移動距離 | 荷物量(小) | 荷物量(多) |
20km以内 | 37,000円~ | 44,000円~ |
50km以内 | 43,000円~ | 46,000円~ |
200km以内 | 60,000円~ | 63,000円~ |
300km以内 | 75,000円~ | 81,000円~ |
このようになりました。
ちなみにこの料金は通常時のもので、繁忙期にあたる3月と4月は+10,000円~15,000円くらいは見ておいたほうがよいでしょう。
また実際には個々の条件によっても料金は変動します。
たとえば一人暮らしで荷物がごく少量の場合は各社が用意する『単身パック』なども利用できることもありますから、よりお得になるかもしれません。
費用を安くするなら相見積もりは必須!
引用元:http://kakaku.com/hikkoshi/howto/estimate.html
ざっと一人暮らしの引っ越し料金の標準的な相場をご紹介してきましたがいかがでしたか?
思ったより高かった、安かったなど色々あるとは思いますがなんとなくイメージはついたでしょうか。
しかしこれはあくまで標準的な料金の話です。
さきほどもお話したように、引っ越し料金は各業者が独自に決めているもの。
いわば言い値のようなものなんです。
ですから、交渉次第で料金が大きく変わることも多々あります。
そして交渉に有効な手段が引っ越し料金の“相見積もり”です。
“相見積もり”とは、複数の業者に見積もりを出してもらうこと。
一社だけだと見積もりを貰っておしまいですが、複数社に頼むことで競争が生まれます。
元々明確な基準がない世界ですから、競争してもらうことで当初の料金より大幅に料金が下がるといったことも期待できますよ。
引っ越し料金を相見積もりで格安に抑えるテクニック
引用元:http://tenshoku-maquia.com/lifework/123.html
引っ越し費用を安く抑えるには料金の相見積もりと交渉が必須なことはわかっていただけたかと思います。
ただいざやってみようと思っても、
「交渉なんてやったことがないからどうすればいいかわからない」
「難しそうで自分にはできそうにない…」
なんて思う人もいるかもしれません。
でも心配はいりません。
ちょっとしたルールを知っているだけで相見積もりは簡単にできちゃうんです。
ここからは料金を抑えられる効果的な相見積もりの方法の具体的なステップをご紹介していきます。
見積もり一社目との交渉
まずは、いくつかの業者をピックアップして、実際に見積もりに来てもらいます。
そうして一番初めに見積もりに来た業者には
「他の業者にも見積もりを頼んでいるから…」
などと言って交渉しつつ決断を伸ばします。
引っ越し業者側も相見積もりには慣れていますから何の問題もないですし、その場で大きく値引きをしてくれることもあります。
ただし、どれだけ値引いてもらったとしてもその場では決めないようにしてください。
もっと下がる可能性のほうが高いですから。
見積もり二社目との交渉
二社目には一社目と同様、複数業者に見積もりを頼んでいることを伝えてください。
見積もり金額が一社目よりも高ければ、一社の金額をぶつけて安くしてもらいましょう。
もし見積金額が一社目より安くても、ここで決めないのはさきほどと同じ。
必ず全ての業者に見積もりを出してもらってから決めるようにするほうが安くなります。
見積もり三社目以降との交渉
三者目以降も基本的にはこれまでと同じやり方です。
見積金額が高い場合はこれまで見積もってもらった中で一番安い業者の金額を提示して、
「○○社は×××円だったんだけど…」
と一番安い金額をぶつけてください。
一番安くても最後の業者の見積もりが出揃うまで決めないこと。
また、最後の業者の見積もりが一番安くなっても即決はしないでください。
念押しの再交渉
そうして見積もりが一通り出揃ったら、
最安値以外の業者の中で一番対応の良かった業者、気に入った業者に再度連絡してください。
そして最安値をぶつけて交渉するんです。
その際は、
「○○社のほうが安かったけれど、あなたの対応が良かったのでお願いしたい」
といった具合にぜひあなたにお願いしたい、という意志を伝えてください。
またもし最安値の業者が一番良いなと思った場合は改めて連絡して、
「あと5000円下げてくれたら決めるんだけど…」
と相手に安くしてくれれば自分のところで決めてくれそうだということを伝えてください。
こんなに交渉して嫌がられたりしないの?と思うかもしれませんが、大丈夫。
さきほどもお話したように相見積もりは業者は慣れっこです。
業者も利益が出ないほどの値引きはしませんからそこは問題ありません。
また見積もりを取る人は引っ越しすることが決まっているので、業者側としても絶対に獲得したい見込み客です。
だから、他社に取られるくらいなら値引きをしても契約したいんですね。
見積もりに行く手間や人件費もかかっているわけですから、多少安くても契約は取りたいものなんです。
とはいえあくまで最終的には人間対人間のお話。
安くしてもらって当然、といった傲慢な態度は絶対に取らないようにしましょう。
あなたが損をするだけです。
以上のような手順で相見積もりをすると大幅に値引きをしてもらえることでしょう。
相手のことを尊重しつつ自分の要求をしっかりと伝えることでスムーズな交渉ができます。
ぜひ試してみてください。
見積もりするならネットが簡単便利でお得!
引用元:http://fukugyouzaitaku.com/
引っ越し料金を安く抑える効果的な見積もり方法は理解していただけましたか?
業者側の心理や状況に立った方法なので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
ただ、そうなるとネックなのが引っ越し業者への連絡です。
できるだけ多くの業者に連絡を取るのが重要なわけですが、普段から利用するものじゃないのでどんな業者があるのかもわからないと思います。
いちいち自分で調べて一社ずつ連絡すると手間も非常にかかります。
そこで便利なのがインターネット上の『一括見積サイト』です!
簡単な項目を入力するだけで大手から地域に根差した中小業者まで、条件に合わせてたくさんの業者に見積もりをお願いすることができます。
24時間いつでも好きなときに申し込めて、あとは連絡を待つシステムなので業者の営業時間中など日中は忙しくて時間のない人にもおすすめ。
自分で一社ずつ電話をかけて見積もりを頼むよりもはるかに楽で効率的なので、見積もりを取る際にはぜひ利用してみてください。
見積もりサイトにも種類はたくさんありますが、中でも私がおすすめなのが『引っ越し価格ガイド』です。
『引っ越し価格ガイド』はサカイ引越センター、日通、アート引越センターなどCMでもおなじみの大手業者から地域密着の業者まで200社以上と提携!
だからあなたの住んでいる地域で一番お得な業者を見つけることができるんです。
また他のサイトと比べて見積もりまでがわかりやすく使いやすいのも好印象。
口コミでも満足度が非常に高いサイトです。
一括見積をするなら間違いのないサイトなので、ぜひ利用してみてくださいね。
今回は一人暮らしの引っ越し費用について、相場や料金を安く済ませるお得情報をお届けしました。
あなたも一括見積を上手に利用して引っ越し料金を節約しちゃいましょう。