一人暮らしにおすすめの炊飯器は?サイズと機能でベストなものを選ぼう!

一人暮らしの炊飯器の選び方


一人暮らしの始まりは、まずは家具や家電を揃えることから。

全てをいちから自分好みにコーディネートできるのはとても楽しいものです。


色々と必要なものはありますが、多くの人にとってまず欠かせないものと言えば『炊飯器』でしょう。普段から料理をする人も、あまりしないという人も、多少なりとも自炊をしようと思ったら、お米を一切炊かないということはないはずです。

そんな必需品の炊飯器ですが、最近は種類も多く、何を選んでいいか迷いがち。

そこで今回はより便利で快適に自炊をするために、一人暮らしの炊飯器選びのおすすめポイントをご紹介していきたいと思います!

一人暮らしの炊飯器選びのポイント3つ

炊飯器を選ぶにあたって、何が重要なのでしょうか?

主なポイントは以下の3つ。


  • サイズ
  • 炊き方のタイプ
  • その他機能


順番に説明していきます。


まずはサイズから


普段食べるのは自分一人なので、あまり大きめな家族向けの炊飯器を買うと、どうしてもご飯が余ってしまいます。

できればご飯は炊きたてを食べたいですよね。


では無駄なく炊ける一人暮らし用のサイズとはどんなものでしょう?

炊飯器の代表的なサイズは3合・5合・8.5合・1升炊きがありますが、


サイズ人数
3合1~2人
5.5合3~5人
8.5合4~6人
1升6人以上


の目安で考えておけば良いでしょう。他にもサイズはありますが、あまり種類が多くありませんので、上の表のサイズで考えればOKです。


ちなみに1合で普通サイズのお茶碗で軽く2杯くらいでしょうか。男性の方のお茶碗は大きいので、1合で山盛り1杯くらいで収まるかもしれません。

そうなると、毎回炊き立てを食べる前提だとほとんどの人は3合炊きで十分ということになりますが…たとえば友人や家族を呼んで、みんなでご飯を食べる機会の多い場合はファミリーサイズのものを選んでも良いですね。

また男性の方で、たくさん食べる方は一人でもワンサイズ大きめでも良いかも。お弁当を作ったり、余った分は冷凍保存をするという人は大きめサイズで数日分のご飯を1回で炊いてしまうのもありでしょう。


表はあくまで目安として、色々なシーンを想像して、最適なサイズを選んでみてください。

ちなみに、炊飯器でご飯が一番おいしく炊き上がるのは最大容量の7割くらいの分量と言われていますので、どのサイズでご飯を炊くにしても、参考にしてみてください。


炊飯器のタイプ


炊飯器にはサイズの違いだけでなく、色々とタイプがあります。

IH型とかマイコン型とか、聞いたことはないでしょうか。

実はこのタイプによって炊き上がりが全然違うものになりますので、それぞれがどう違うのかを把握しておくと理想の炊き上がりになります。

それぞれの違いを見てみましょう。


マイコン型炊飯器

一人暮らし 炊飯器 マイコン

引用元:http://www.amazon.co.jp/


一番単純な構造が『マイコン型』です。

その仕組みは内釜の下のヒーターが発熱し、釜全体を温めるというもの。仕組み的に昔は炊きむらなどの問題がありましたが、今は改善されています。


また単純な構造なので、故障やトラブルが少なく、お手入れも簡単です。

安価なものが多いので、とにかくコストを抑えたいとか、味にこだわりが無いという人に向いている炊飯器といえますね。


IH型炊飯器

一人暮らし 炊飯器 IH

引用元:http://www.amazon.co.jp/


現在主流のタイプが『IH型』です。

内側を囲むようにIHコイルが配置され、電磁波で釜を温めることで、艶や粒立ちの良いご飯が炊きあがります。

IH型も手入れが簡単で故障やトラブルも少ないです。

味とコストのバランスが取れているので、「種類が多くてよくわからない…」という人はIH型の中から選ぶと失敗することが少ないでしょう。


圧力IH炊飯器

一人暮らし 炊飯器 圧力IH

引用元:http://news.panasonic.com/


IHをさらに進化させたのが『圧力IH型』です。基本構造はIHと同じ発熱方法ですが、上蓋に圧力弁があり、内側内部の気圧を上げます。

圧力を上げることによって高温の調理が可能になり、旨味も増しますし時短にもなります。


ただ、上蓋に圧力弁がついている分、少し蓋が重いなどのデメリットも。お手入れも気をつける必要があります。

炊き上がるお米は甘味のあるモチモチした柔らかい食感で、味は間違いなく一番美味しくなりますから、こだわっておいしくお米を炊きたい方向けの炊飯器と言えます。


便利機能もチェックして!


サイズやタイプが決まれば、あとは炊飯器を選ぶだけ…なのですが、最近の炊飯器は、サブの機能として様々な機能がついているものがありますのでそちらも忘れずにチェックしましょう!

たとえば、

  • おかずも同時に作れるもの
  • 炊き上がりのご飯のタイプを選べるもの
  • 様々な炊飯器レシピを楽しめるもの
  • 保温に特化したもの

など…近頃の炊飯器は本当に多機能で、炊飯器だけあれば簡単な料理はできてしまう、なんてことも。

ただ、つい便利そうで選んだものの、実際に買ってみると全然使わなかった…なんてこともありがちです。本当にその機能は必要か?よく考えて選んでみてくださいね。


置き場所は大丈夫?

一人暮らし 炊飯器 置き場所

引用元:http://roomclip.jp/tag/40765×109197


炊飯器を選ぶときに意外と忘れがちなのが、置き場所です。

一人暮らしのワンルームでは、大きなキッチンが備わっているところは少ないでしょう。

置き場所をしっかりとイメージしての購入をお勧めします。


もし、どうしても置き場所がない方は今は時短で便利な炊飯グッズがでていますので、そちらも視野に入れてみてください。

  • レンジ用炊飯鍋
  • コンロ用炊飯鍋

といったものがあり、安価で手軽に炊飯できるのが特徴。またサイズも小さいものが多いので収納しやすいのもメリットです。

毎日はお米を食べない、一度に炊く量も多くない、なんて人はこういった代替品も検討してみると良いでしょう。

一人暮らしの基本は炊飯器から!


一人暮らしではついついコンビニ弁当やお惣菜や外食に頼ってしまいがちになりますが、それではどうしても栄養が偏ってしまったり、食費がかさんだりします。

そうならないためにも、たまにはお米を炊いて自炊をしてみましょう。

自炊がきっかけで、新たな趣味として料理に目覚める人もいるかもしれませんね♪